こんにちは。akikoです。
今年も残すところあと一週間となりました。早いですね。
今年は私にとって、変化の年でした。
様々あった一年でしたが、来年は腰を据えてゆったりと皆様をお迎えしたいと思います。
さて、前回お話していた骨盤底筋。その筋力低下は誰にでも起こりうるもので、
やはり年齢を重ねると低下しやすくなります。
骨盤底筋の低下によって一番多く見られる症状は尿漏れです。このことも前回お話ししました。
今日はそこからつながるお話をしたいと思います。
ふとしたとき、例えばくしゃみや咳などをしたときに、腹筋に力が加わると内臓を圧迫します。
もちろん膀胱も圧迫されますので、尿が押し出されようとします。
このときに骨盤底筋がしっかり働き、尿が出るのを止めることができれば良いのですが、
骨盤底筋の筋力が低下していると、尿が漏れ出します。
“尿が漏れる=お漏らしをする”ということにつながり、
さらには“お漏らしをするのは乳幼児=大人として恥ずかしいこと”と連想してしまい、
なんだかショックで自分に自信が持てなくなってしまいます。
そうなると、
こんな状態になっているなんて人には話せない。
いつ尿漏れするかわからない。
外出するのが怖い。
人と会いたくない。
そのような負の連鎖が起こり、とうとう家に引きこもることになってしまった、
というケースも少なくはありません。
これが高齢者であれば、やはり身体全体の筋力低下も早まり、
日常生活における立ったり座ったりの動作や歩行が困難になります。
日常生活動作がしにくくなることでさらに家に引きこもることになり、
そうすると様々な脳への刺激から遠ざかることにもなるので、認知症も引き起こす可能性が出てきます。
このように骨盤底筋の筋力が低下するだけで、人生に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。
ピラティスプラスワンでは、高齢者の方にも無理のないようご指導いたします。
パーソナル(マンツーマン)指導ですので、お一人おひとりにあったメニューを作成いたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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