チェアのセミナーに参加しました

こんにちは。akikoです。
ピラティスプラスワンのスタジオにもあるチェア。
先日、そのチェアのセミナーに参加し、ピラティスにおけるチェアの意義、
必要性を実感してきました。
※ヨシダもチェアについてブログを書いています。ぜひそちらもあわせてお読みください。

ピラティスはもともと戦争で負傷した兵士のリハビリのために考案されたもので、
ベッドに横たわった状態から、少しずつ身体を起こしていき、
立ち上がって日常生活に戻るところまでを段階的に鍛えていくものです。
ですから、リハビリだけでなく機能改善としても有効なエクササイズなのです。

さて、チェアですが、これは座位や立位でもエクササイズ可能となる道具です。

cof


補助(手で支えること)なしで身体をコントロールし、
ブレをなくして動くということが目標ですが、
身体がまだ安定せずグラグラして怖いという場合であれば、
ハンドルに軽く手を添えていただくと安定しますので、
初めての方や高齢者でも安心してお使いいただけます。

下肢だけでなく上肢のエクササイズにも使用することができますし、
下肢や上肢を動かす際には必ず体幹部分も使いますので、
チェアでも全体的な安定性を得ることができます。

またエクササイズを行う際は、チェアに付いているバネを利用します。
動きに慣れない間は強めのバネを使用し、感覚入力と軌道の確認をしていきます。
慣れたらバネの強度を弱め、自分でコントロールして動かすようにします。
このように道具を使用して本来の身体の動きを取り戻し、その感覚を身体に入れ、
自分で身体の動きをコントロールして日常生活を過ごすというのが最終目標になります。

チェア=椅子と連想し、座ってするなら簡単そうに思いがちですが、
意外と難しかったりします。立って脚を動かすことも簡単なように思えますが、
いろいろと意識するところがあり、整えながら行うと難しい…。
しかし難しいということは、日常生活では自分の動きやすいようにしか動いてない、
ということなんだと思います。

今現在特に何も困ったことはないという方でも、
もしかすると自分の動きやすい動きしかしていない可能性もあります。
ピラティスによる身体の修正と強化をしてみませんか。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

関連記事

  1. プロップスの講習会に参加してきました

  2. 尿漏れ改善

  3. 「あ!これか!」

  4. ピラティスの原則について

  5. リフォーマーの受講をしてきました

  6. 姿勢改善に効きやすいピラティス、効きにくいピラティス

  7. 正しい姿勢とは?

  8. ”動かして欲しい関節”と”動き過ぎな関節”について

  9. コアアラインが来ました!

  10. ほぐすことも大事

  11. リフォーマーの講習に行ってきました

  12. 大きな動きではなく小さな動きを丁寧に

  13. 自宅エクササイズを効果的にするには

  14. チェアーの再受講を受けてきました。

  15. 高齢者にこそ、ピラティスを!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。