国産唯一のフットコレクターを販売しています!


こんにちは。ピラティスプラスワンのヨシダです。

今回は、当スタジオで開発・製造している「フットコレクター」についてご紹介します。

フットコレクターは、リフォーマーほど一般に知られている器具ではありません。そのため、主に次のような方に向けた、少し専門的な内容になります。

・ピラティススタジオを運営されている方
・これからスタジオの開業を考えているインストラクターの方
・整体院、整骨院、パーソナルジム、バレエ教室などで足部の運動指導を行っている方
・ご自宅で足指や足部のコンディショニングを行いたい方

当スタジオのフットコレクターが、どのような考えで作られ、どのように改良されてきたのかをご説明します。

フットコレクターとは?

ピラティスには、リフォーマーやキャデラック、チェア、バレルなど、さまざまなイクイップメントがあります。

その中でもフットコレクターは、比較的コンパクトな器具です。

これはバランスボディ社のフットコレクター(センターラインモデル)。

こちらもバランスボディ社のフットコレクター。

その他にもこんなタイプや、

こういうもの、

こういうものがあります。
この中で日本で比較的購入しやすいのは、おそらくバランスボディ社のフットコレクター2種類と、一番下のピークピラティスの物くらいではないかなと思います。

このようにいくつかのメーカーから販売されていますが、どれも基本的な構造は、とてもシンプルです。

かかと、またはつま先をベース部分に置き、反対側をフットプレートに乗せます。そして、スプリングの抵抗を感じながらフットプレートを踏み込みます。

シンプルな運動に見えますが、足指や足裏の感覚、足関節の動き、下肢全体のコントロールを意識しながら行うため、実際にはとても奥の深い器具です。

動画を見ながら何となく踏み込むだけではなく、自分の足の位置や動き、力の入り方を確認しながら使うことが大切です。

フットコレクターを作ろうと思ったきっかけ

当スタジオでは、お客様がご自宅でも使いやすい、コンパクトなピラティス器具を探していました。

そのときにたまたま出会ったのが、こちらのバランスボディ社のフットコレクターです。

実物を確認してみると、その構造は驚くほどシンプルでした。

木製のベース、フットプレート、ボルト、ナット、スプリングなど、比較的少ない部品で構成されています。

私はこれまで、トレーニングマシンやピラティスマシンの改造・製作を行ってきました。

そこで、

「構造がシンプルだからこそ、日本人が使いやすい寸法や動きに調整できるのではないか」

「樹脂製なら、木製とは違う強みを持たせられるのではないか」

と考え、フットコレクターの試作を始めました。

開発で重視した4つのポイント

製品化するにあたり、特に重視したのが次の4点です。

1.安全性と強度

踏み込んだときに破損してしまっては、運動器具として使用できません。

フットプレートやベースの形状、樹脂の厚み、力が加わる方向などを確認しながら、必要な強度を確保しました。

ただ単に分厚くすればよいわけではありません。

強度を上げすぎると、製造時間や重量が増えるだけでなく、フットプレート本来の動きを妨げる場合もあります。

必要な部分には十分な厚みを持たせ、動きに必要な部分には適度な余裕を残すように設計しています。

2.スムーズな動き

フットコレクターは、ただ踏み込めればよい器具ではありません。

フットプレートが引っかかったり、部品がこすれたりすると、足の細かな感覚や動きを確認しにくくなります。

そのため、ボルトカバーやフットプレートの位置と形状、スプリングの収まり方などを細かく調整しました。

見た目では分かりにくい部分ですが、こうした設計の違いが、実際に踏み込んだときの滑らかさにつながります。

3.国産唯一!日本国内での製造と対応

海外製品の場合、注文から到着まで時間がかかったり、正規代理店の無い並行輸入品だったりと、不具合があった場合の相談や部品交換が難しかったりすることがあります。

プラスワンのフットコレクターは、当スタジオで製造・組み立て・動作確認を行っています。
私の知る限り、国産・日本製のフットコレクターはプラスワン製だけです。

(近日中にOEM製品を製作しますがこちらも当方の製作です)

製品について気になることがある場合も、日本語で直接お問い合わせいただけます。

また、樹脂製の特長を生かし、複数のカラーバリエーションもご用意しています。

4.価格と品質のバランス

大手海外メーカーのフットコレクターは、輸送費や流通コスト、為替レートの影響などもあり、5万円を超える商品がほとんどです。

一方で、比較的安価な某国製のノーブランド製品もネット通販大手などで販売されていますが、商品ごとの品質に差が見られる場合があります。下に実際の使用動画をアップしてあります。ご覧下さい。

当スタジオでは、できる限り購入しやすい価格を保ちながら、動きの滑らかさ、強度、使いやすさを含め、安定した品質の製品をお届けすることを目標にしています。

試作を繰り返して分かったこと

最初の試作品は、海外製品に近いパイプ状のフットプレートを採用していました。

記念すべき?初号機

実際に動かしてみると、いくつかの問題が見つかりました。

・フットプレートを傾けると、スプリングの位置がずれる
・上から大きな力がかかった場合、強度に不安が残る
・フットプレートの動きが安定しにくい

そこで、次の試作品では、フットプレートの内部を無垢に近い構造に変更しました。

2号機?のフットプレート

強度は大幅に上がりましたが、今度は必要以上に頑丈になり、製造時間も長くなってしまいました。

また、スプリングを収めるための穴が深すぎたことで、スプリングの動きを妨げる問題も発生しました。

さらに形状を見直し、現在の構造に近づいたのが3つ目の試作品です。

【3号機の写真】

パイプ状の構造を基本としながら、力のかかる中央部分に補強を追加しました。

さらに、スプリングの位置がずれない程度の浅いくぼみを設けることで、

・踏み込んだときの強度
・フットプレートの可動性
・スプリング位置の安定
・製造時間と重量のバランス

を両立させました。

バランスボディのフットプレートの可動域

3号機の可動域。バランスボディ社のフットコレクターとほぼ同じに出来ました。

このように、見た目が完成品に近い状態になってからも、実際に動かして問題点を確認し、少しずつ設計を修正しています。

タイプ2も製作しました!

ごらんのように上のフットコレクターはバランスボディ社のセンターラインモデルを参考として製作したのですが、
バランスボディ社はこちらのモデルとは別にスタンダードモデルとしてもう一つのフットコレクターを販売されています。
こちらはよりフットプレートを細身にして、さらにプレートの可動域を制限して上からの突き上げ感を感じやすくしてあります。
プラスワンでも、より多様なニーズに応えられるようにタイプ2と言う形で製作、販売しております。

このような形状です。

より使いやすいように、ベース部分にセンターラインとフットプレート中央に4mmのディンプル(凹み)を入れたモデルも追加しました!

このように足の置く場所を意識しやすいモデルも作りました。


樹脂だから出来る構造

金属製のフットプレートと金属製のボルトが接触する構造では、グリスが不足すると「鳴き」と呼ばれるこすれ音が発生する場合があります。

実際に確認した海外製品でも、ボルト周辺に多量のグリスが塗られていました。
これらの理由(フットプレートを真っ直ぐ押したい、なるべく鳴きを抑えたい=グリスの使用とボルトカバーでプレートの直進性とグリス汚れの防止)でノーブランドのフットコレクターはこの形状が多いようですが、
プラスワンのフットコレクターは、フットプレートに厚みのある樹脂製パーツを使用しています。

金属同士が直接こすれ続ける構造ではなく、またフットプレートのボルトの貫通部分を厚く設計しているため、
グリスを使用しなくても、比較的静かで滑らかな動きを保ちながら高い直進性を得ています。

また、タイプ2は、足とボルトが接触しないために必要な高さを確保しながら、ボルトカバーをできる限り低く設計しています。そのため、本体の高さを約120mmに抑えた、コンパクトな形状になっています。

フットプレート(タイプ2)のカットモデルです。下はバネのハマる部分、上はボルトの頭がハマる部分です。
このように、安全性(足とボルトが接触しない)、機能性(真っ直ぐ動く、コンパクト)を独自設計で確保しています。

もちろん、発送前には、組み立て後に一台ずつ動作確認を行っています。


安価なノーブランド製品も実際に確認しました

ネットでフットコレクターを検索すると、海外の有名メーカーによく似た形状の商品が、比較的安い価格で販売されています。

プラスワンでも、製品開発の参考にするため、ノーブランド製品を実際に複数購入しました。

確認した製品の中には、踏み込んだときにガシャガシャと音が出たり、フットプレートをまっすぐ押しても内部で部品がこすれたりするものがありました。

こんな音がします・・・動画では踵を付けて押していますが、手で垂直に押しても同じレベルの音がします・・・

原因を確認するために分解したところ、ある製品では、ボルトを通す穴が筒状部分の中心から大きくずれていました。

【ノーブランド製フットプレートの写真】

赤い線はフットプレート底部を基準にした線、緑の線は底部から垂直に引いた線です。

写真を見ると、ボルト穴が筒状部分の中心に開いていないことが分かります。

【筒状部分を上から撮影した写真】ボルトの穴が明らかに筒とズレています。

この状態では、フットプレートをまっすぐ押しても、内部でボルトの頭や側面が筒の内側に接触します。

その結果、こすれる音や引っかかりが発生し、動きも不安定になります。

もちろん、今回確認した製品だけをもって、似た形状の商品すべてに問題があるとは断定できません。

ただし、フットコレクターの動きや音は、外観だけでは判断できません。

ボルト穴の位置、部品の精度、素材、フットプレートの厚みなど、見えにくい部分の設計が大きく影響します。

用途に合わせて選べる2つのタイプ

このように現在、プラスワンでは「タイプ1」と「タイプ2」の2種類を販売しています。

基本的な使い方は同じですが、フットプレートの動き方や、得意とする使い方が異なります。

※現在Amazonでは「タイプ3」という名称の商品も併売していますが、タイプ2と同じ基本形状のモデルです。今後はタイプ2に名称を統合する予定です。

タイプ1|足指の運動にも対応するオールラウンドモデル

タイプ1は、フットプレートの可動域を広めに設計しています。

ボルト穴を意図的に楕円形にすることで、まっすぐ踏み込む動きだけでなく、前後方向や左右方向への細かな動きにも対応します。

・足指や足部の細かな運動を行いたい方
・ピラティスだけでなく、足裏や足指のコンディショニングにも幅広く使いたい方
・整体院、整骨院、パーソナルジムなどで、さまざまな方に使用したい方
・低体力の方やシニアの方、立位でのエクササイズが難しい方にも使っていただきたい場合

このような方には、タイプ1がおすすめです。

可動域が広いため、最初はフットプレートの動きに少し慣れが必要な場合があります。

しかし、慣れてくると動きの選択肢が増え、さまざまなエクササイズに活用できます。

また、タイプ1には弱バネと強バネの2種類を標準で付属しています。

弱バネは、座った状態で行う軽めの運動や、低体力の方のエクササイズに適しています。

強バネは、立った状態で体重をかけながら行う運動や、しっかりと踏み込みたい場合に使用できます。

タイプ2|まっすぐ踏み込みやすいスタンダードモデル

タイプ2は、フットプレートの動きをタイプ1よりも限定したモデルです。

ボルト穴を円形にし、中心位置を細かく調整することで、フットプレートが前後左右に大きく動きにくい設計にしています。

また、タイプ2は足との接触面をあえて狭くすることで、足裏に圧を感じやすい形状にしています。

・ピラティススタジオで使用したい方
・足との接触面が狭い方が、圧を感じやすく踏み込みやすい方
・まっすぐ踏み込む感覚を確認したい方
・シンプルで安定した動きを重視したい方

このような方には、タイプ2が適しています。

フットプレートの動きが安定しやすく、タイプ1よりも踏み込む方向や足裏にかかる圧を確認しやすいモデルです。

一方で、足指や足部の細かな動き、多彩なエクササイズへの対応力については、可動域の広いタイプ1の方が優れています。

タイプ1とタイプ2、どちらがおすすめ?

かなり大まかな分け方になりますが、使用される方や目的によって、次のようにお選びいただけます。

低体力の方やシニアの方、足裏や足指を動かすことが苦手な方には、座った状態でも足指の運動を行いやすいタイプ1がおすすめです。

ピラティスのエクササイズとして、フットプレートをまっすぐ踏み込み、動きをしっかりと意識してコントロールしたい方には、タイプ2がおすすめです。

使用される方の体力や目的、指導内容に合わせてお選びください。

YouTubeなどの動画を見ながら使えますか?

基本的な使い方については、一般的なフットコレクターの動画なども参考にしていただけます。

ただし、足の状態や、膝・股関節・腰などの状態には個人差があります。

痛みや違和感がある場合は無理に使用せず、小さな動きから少しずつお試しください。

痛みやしびれがある方、通院中の方、身体機能の回復を目的として使用される方は、医療機関や専門家に相談しながら使用されることをおすすめします。

本商品は、特定の症状や疾患の改善を保証するものではありません。

足部の運動やコンディショニングを行うための補助器具として、無理のない範囲でご活用ください。

Amazonで販売しています

フットコレクターは、現在Amazonで販売しております。

在庫状況やカラー展開はAmazonの商品ページが最新となりますので、 ご購入をご希望の方は下記よりご確認ください。

タイプ1|オールラウンドモデル

タイプ1は、フットプレートの可動域を広めに設計したモデルです。

足指や足部の細かな運動、コンディショニング、理学療法や整体、ピラティスのエクササイズまで 幅広く使いやすい仕様です。

弱バネ・強バネの2種類をセットで付属しており、 軽い運動からしっかり踏み込む動きまで対応しやすくなっています。

タイプ1のAmazon販売ページはこちら

タイプ2|ピラティスに特化したモデル

タイプ2は、フットプレートの動きをタイプ1よりも限定し、 真っ直ぐ踏み込む動作を行いやすいように調整したモデルです。

ピラティススタジオ、ピラティスインストラクターの方がレッスンや指導で使う場合はこちらの方が向いているかと思います。

イメージとしてはバランスボディ社のフットコレクターのセンターラインモデルのような使い方はタイプ1を、スタンダードモデルの使い方を想定している方はタイプ2をお選びください。

タイプ2のAmazon販売ページはこちら

センターライン&ディンプルモデル|足の場所が意識しやすいモデル

センターラインモデルは、タイプ2の形状に中心線と凹みを追加して足の置き場所を意識したより扱いやすいモデルです。フットプレート下にロゴが入るモデルと、裏面にロゴが入っているステルスモデルの2種類があります。(ロットによりタイプ2とフットプレートの形状が若干違う場合があります)

表面ロゴタイプのAmazon販売ページはこちら 裏面ロゴタイプのAmazon販売ページはこちら

ご使用・保管上の注意

高温になる場所での保管はお控えください。
夏場の車内、直射日光の当たる場所、暖房器具の近くなどに置くと、 変形や品質低下の原因になる場合があります。

また、製造上の特性により、表面の見え方や仕上がりには個体差があります。

表面に糸状の繊維が見えることがありますが、 これは樹脂によるもので、毛などの有機物ではなく、衛生上の問題はございません。

ご使用に支障のない範囲のものは、製品仕様としてご了承くださいますようお願いいたします。

なお、仕様は改良のため、予告なく一部変更となる場合がございます。

お問い合わせをされる方へ・お問い合わせ前にご確認ください

当店では、商品ページに掲載している仕様・カラーでの販売を行っております。

商品の基本的な特徴やタイプごとの違いについてはご案内いたしますが、海外高級ブランド製品との細かな感覚の比較、個別のカラーオーダーや仕様変更、購入前の貸し出しには対応しておりません。

特にフットコレクターの使用経験が豊富な方ほど、バネの反発力やフットプレートの動き、素材の質感などに、それぞれ細かな好みをお持ちだと思います。

しかし、当店の商品は、お一人おひとりの感覚やご希望に合わせて調整するフルオーダー製品ではありません。現在の価格帯を維持するためにも、商品ページに掲載している共通の仕様で製作・販売しております。

また、使用感には個人差があるため、これまで使用された製品と同じ感覚になることや、特定の海外製品に近い使用感をお約束することはできません。

当店のフットコレクターは、海外高級ブランドの金属製フットコレクターと同等の質感や重厚感を、低価格で再現することを目的とした製品ではありません。

樹脂製の構造を生かし、金属同士の接触による音を抑えた静かな動き、なめらかな操作感、扱いやすさ、実用性、導入しやすい価格のバランスを重視して国内で製作しています。

海外高級ブランド製品の質感、重量感、仕上げ、ブランド製品としての所有感を重視される方には、価格が高くても、すでに使用経験のあるブランド製品をお選びいただくことをおすすめいたします。

当店の商品は、海外高級ブランド製品の廉価版や代替品ではなく、素材や設計思想、重視している特徴の異なる製品です。商品ページに掲載している素材・構造・仕様をご確認いただき、製品の特徴をご理解いただいたうえでご検討ください。

長文となり申し訳ございません。

これまでのお問い合わせの中で、バネの感覚や素材の質感、海外製品との細かな違いについてご質問をいただくことが多かったため、購入後のイメージ違いを防ぐ目的で、以上の説明を掲載しております。

タイプごとの特徴や用途の違いなど、商品選びに必要な一般的なご質問には対応しておりますので、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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