プロップスの講習を受けてきました

こんにちは!プラスワンのヨシダです。
年が明けて既に半月以上が経ち、日常が戻ってきていると思いますが、皆さんお元気に過ごされてますでしょうか?

さて少し前(と言うか去年の12月ですが・・・(^_^;)にプロップスの講習会を受けてきました。
プロップスというのはピラティスのツールの中でも主にバネやゴムなどの張力などを使わない物を総じて言うようです。
(逆にそれらの張力を使うマシンをイクイップメントと呼ぶことが多いです。例 リフォーマー、チェアー、コアアライン等)

メジャーな物で言うと、フォームローラー(いわゆるストレッチポール)、リング、バレル、ミニボールなどがプロップスに含まれます。また壁や天井にアンカーを打ち込んでいる所だとTRX(サスペンショントレーニングと言われるジャンルで吊り輪のような物です)なども使うところもあります。

ちなみにプロップスは直訳すると小道具となりまして、僕が働いていた某テーマパークなどでもショーで使う物をプロップスと呼んでいました。


これがフォームローラーとリング。
メーカーで言うと、フォームローラーは共和ゴムさんのアクシスフォーマー(ストレッチポールは元々は共和ゴムさんが生産していて、途中で委託先が変わったらしいです)、リングはバランスドボディの物がトップブランドになります。

で、プロップスの講習ではこの2つを使ったエクササイズを行いました。

フォームローラーは1方向にのみ転がる事によって任意の方向への動きのなめらかさを引き出したり(身体がブレずに動かしやすくなる)、逆に特定の動きが出てしまう(例、お尻を使って欲しいのに脚を使ってしまう)クセの気付きや修正、エクササイズの強度(きつさ)や難度(難しさ)を上げる事も出来ます。
床の上のエクササイズでは気づかないクセが分かるのにとても良いツールです。

またリングは、下肢や上肢のエクササイズ中にそれらのコントロールをより高める事が出来ます。

いずれも基本はマットのエクササイズに使うことでよりエクササイズの深みを出すことが出来ます。

最近はマシン(イクイップメント)ピラティスが人気ですが、ピラティスの基本はマットになります。
(ほとんどのピラティスの流派がマットを最初に受講する流れになっている事からも分かります)

ただ、マットは基本ではありますが自分の身体を自分でコントロールしなければいけないのでむしろ難しかったりします(それがおそらく以前のピラティスブームが廃れた原因では無いかなと思います)

マットから入り、難しければ、マシンで動きを覚えて、再度マットに戻る。そういう流れがピラティスとしてはベストでは無いかなと思います。最終的には早朝に公園でラジオ体操をする人達のように、何も無いところ(自宅や出張先のホテルなど)でもピラティスをラジオ体操のように行えるのが理想だと思っています。

って事でシンプルなマットも是非楽しんでください!

ではー(^_^)/

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