こんにちは!ピラティスプラスワンのヨシダです。
タイトルに書いてあるとおり、先日、PHIピラティスのタワーの講習会に行ってきました。
ピラティスで一番有名なイクイップメント(マシン)はおそらくリフォーマーだと思いますが(多くのピラティスマシンメーカーが独自の考えで様々な形状、素材で販売されていることからも分かるかと思います)、その次に有名な大型機材がトラピーズテーブル、またはキャデラックと呼ばれるマシンだと思います。
これがキャデラック。リフォーマーと違ってほとんどのメーカーがほとんど同じ形状です。せいぜい素材が違う程度です。
名前の由来は、マシンの天蓋部にぶら下がってるのが空中ブランコ(トラーピーズ)みたいだからと言うのと、ピラティスさんが自動車のキャデラックが好きで、まるでキャデラックのように素晴らしいベッドだからキャデラックと呼んだとか。。。
時代が時代なら、トヨタ!とか、ホンダ!って言われたかも知れませんね。知らんけど。
で、そのキャデラック(僕の知るところ、トラピーズテーブルより、キャデラックの呼称の方が一般的だと思います)で行うエクササイズの講習を受けてきたのですが、PHIではキャデラックの養成コースはタワーの名称になっています。
ちなみに、タワーという呼称は、それ自体のイクイップメントがあるのではなく、リフォーマーの側面部に装着するオプションパーツとしての呼び名になっています。(ウォールユニットというほぼタワーと同じイクイップメントもあるのですが、壁に設置するタイプなのでかなり珍しいです。)
こちらのリフォーマーの右側に付いている棒がタワーになります。
最近でこそ、マシンピラティスが認知されてキャデラックを置いているスタジオも増えてきましたが、実はこのタワーでもキャデラックで行うエクササイズの8割が行えると言われています。また、キャデラックでないとできないエクササイズ(おおよそ上の柱を握って行うエクササイズになります)ですが、柱にぶら下がる、さらにぶら下がった状態で身体を回転させる等、プラスワンに来ていただいている方にはおよそ必要ない(と言うより危険なのでやらない)エクササイズになります。
こういうエクササイズ(PHIではハンギングアップと呼んでいます)や
こういうエクササイズ(キャットウォークオーバーと呼んでいます)です。
どちらもインスタグラム等SNSで見たことがあると思います。いわゆる、”映える”エクササイズですよね。
これらの写真をみて、なんかピラティスって凄そう!素敵~!って思われる方も一定数いらっしゃるかと思います。
ですが、見た目が派手と言う事は難易度や強度も上がりやすくなりますし手が滑ったら大事故です。
と言う事で、クライアントのニーズ(それはたいてい身体の状態になるのですが)に対してエクササイズを提供する形ではこれらのエクササイズを行うことは比較的少ないと思います。
と言う事でプラスワンでは設置スペースの兼ね合いもあり(そのくせコアアラインがありますが・・・)タワー付きリフォーマーになっております。
で、肝心のタワーのエクササイズですが、個人的にはリフォーマーよりも気持ち良いです。
僕は柔道をしていたので回転すること自体には慣れていたはずなのですが、仰向けでリフォーマーのエクササイズを練習していると(下のキャリッジが動くので)若干酔ってしまって気分が悪くなることがあり(言い換えるとそれがリフォーマーの良さでもあり、地面が動く中で身体をコントロールする事でより刺激が入る、働く部分が増えるとも言えます)沢山リフォーマーをするのが怖い時期が合ったのですが、タワーの場合、下が動かない分、酔わないのと、動く場所が減る分、意識する部分の感覚をつかみやすい利点があります。コレは運動初心者やミドル、シニア等の高齢者にはメリットの方が多いと思います。
ちなみにタワーのエクササイズだと、
こういうモンキーと言うエクササイズや、
リバースのタワーというエクササイズがあります(比較的動きの大きいエクササイズですがそれ程強度は高くないです。身体が伸びてる感覚や、背骨が1本ずつ動く感覚が分かりやすく気持ち良いエクササイズです。)
運動が苦手、身体が硬い、しなやかな動き(特に背骨回り)を獲得したい方、是非タワーのエクササイズを体験してみてください。
映えるエクササイズより、気持ち良い、やってるときはちょっとしんどいけど、終わると身体が楽になるエクササイズを大事にしている、プラスワンはここ!
では~(^_^)/
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